智慧カード2
開発者からメッセージ
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アイデアプラント製品開発者の石井より、ゲームをより効果的に使う方法など、マニュアルには書いていない発想のための工夫をお届けいたします。
智慧カード2を一人で使うときの工夫
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智慧カードを一人で使う時に、次のようにするとより効果的に発想することができます。
A3ぐらいの白い紙を用意します。それを三等分に折り、折り目に線を引きます。
左に「×」、真ん中に「△」、右に「○」を大きく書き込みます。
そして紙の上の方に発想のテーマを書き込みます。
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智慧カードを利き手と逆の方に持ち、利き手に一枚とり、それを、○か△か×に置きます。
- アイデアが出るものは○
- アイデアが出ないものは×
- 何か引っかかりを感じるけれども、明確なアイデアにならないものは△
一枚10秒ぐらいで直観的により分けていき、全て終わったら、×に置いたものはケースにしまいます。
次に、○に置いたものから、思い浮かぶアイデアをメモします。これは比較的すぐ書けるし、妥当なアイデアが出るカードです。
最後に、△に置いたものから、思い浮かぶアイデアを考えます。適用するのが難しいけれども、意外な解が思い浮かぶカードが含まれています。
解説本「智慧カードで学ぶ発明原理40」の「応用例」の使い方
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この本の右ページの中ごろに「ビジネス分野での応用例(組織・プロフィットモデルなど)」という部分があります。3つの文章が書かれています。
- 左側は「プロフィットモデルを発想する時のヒント」
- 真ん中は「ビジネス全般の中から見つけた事例」
- 右側は「組織課題の解決に役立つヒント」
であり、組織やプロフィットモデルの発想のヒントになっているものを選んでいます。
新しいサービスや新事業を構想するブレインストーミングの際に、この項目は、効果的な発想のヒントになります。
3個×40ページ=合計120個のヒントの中に、だいたい、5個前後は発想のヒントになるものが見つかるでしょう。